Essay

京セラ美術館

2020.09.23

京セラ美術館リニューアル後の外観

2020年9月初旬に京セラ美術館を見るために京都へ出かけました。

コロナの関係で、リニューアルオープンが遅れたようですが、やっと今回、人数制限ある中、予約して入場することができました。地下には素敵なカフェができていてとても賑わっていました。

様々な色の大理石がふんだんに使われた建築物で、とても重厚感があり、また、内部は、真っ白の内装だったりで、とても美しかったのです。

杉本博司「硝子の茶室 聞鳥庵」

杉本博司さんの硝子の茶室は、2021年1月までの展示のようです。

見事な緊張感ですね・・・。

京都で見る現代アートは、やはり美しい。

古いものと現代アートが見事に同時に存在する京都。

研ぎ澄まされた何かをずっと自分に与え続けてくれた京都ですが、

日本の美しさと風習は、今もずっと日本人を守り続けてくれているのではないかとあらためて思える旅でした。

また、新しいものを、あっけらかんと展示してしまうのは、とても見ていてすがすがしいですね。

展覧会と言っても、いつも見るものは、現代アートから建築、彫刻、日本画、古美術と多岐に渡り、あちこち見るので忙しいのですが、今回はゆったりとした時間を過ごせた。

入場制限をしていることにより、ゆったりと見ることができるメリットはあり、そろりそろりと、出かけてみたいと思う。