Essay

秋のWEB展覧会

2020.09.23

新しく名古屋にギャラリーを開設しましたが、WEB展覧会は続けたいと思います。

以前はネットで絵を販売するなど考えられなかったのですが、作品展が開催されない今は、安心して家で絵が見られることのほうが重要となりました。

完全防備で見に行ってくださるのはとてもありがたいことですが、

このブログで絵と解説が見られることは、とてもありがたいというお言葉をたくさん頂き、しばらくは続けていきます。小さい絵は、季節ごとにかけ替え安いので人気です。料亭やカフェ、店内の絵としても人気です。お客様に季節感を感じて頂くのに、絵はとても重要ですね。絵の多くは病院や施設、カフェやレストランへなどのパブリックスペースへの需要が多く、また、一般のご家庭においては、エントランス、客間など、やはり人の出入りのあるスペースに多くは需要があります。人の目に触れることと、住居のインテリアの雰囲気を壊さないため、フレームには気を使っています。

 ぼちぼち新作も出していますが、今年の秋は、実物をたくさん描きたいと思っています。WEB展覧会のいいところは、会期までに焦ってたくさん描く必要がなく、自分のペースでぼちぼち描けることです。それでも、一応、年に4回を目標にWEB展覧会をしていきたいと思っています。また、オーダーは、いつでもご連絡いただければ、丁寧にヒアリング致します。

ゆるりとした展覧会なので、少しずつの更新となります。

質問は、いつでもライントーク、メールなどでよろしくお願いします。

それでは、まずは、最新作「ブルーオーシャンとピンクのライスフラワー」です。

集合体恐怖症の方は、この先は見ない方がいいかもしれません。

ライスフラワーが、とっても可愛いのですが、描くには手ごわいモチーフです。

「ブルーオーシャンとピンクのライスフラワー」

イタリアのブルーの額縁です。

ブルーオーシャンはバラの名前ですが、青みがかったピンクのバラを描こうと思い、色々見た中でこれに決めました。これにあわせてブルーのイタリアンフレームにしました。マットは麻マット面銀仕上げです。カラーは「ピカソ」で、なかなか手に入らない割と高級なカラーです。これを20本用意し、ピンクのライスフラワーをこんもりと土台にしてそこにバラが数本埋もれる感じに活けてみました。

フラワーベースは、La Formaで、小ぶりですがインパクトのあるベースです。

厚みがあり、結構ずっしりと重いです。小さくても現代的でインパクトのあるものが好きです。スモーキーなカラーガラスは、上部の薄いパステルカラーを引き立てる役割として選ぶことがあります。真ん中のゴールドはかなりインパクトがあり、ラストに金の水彩絵の具を塗るのが楽しみとなりました。ゴールドに少しだけブラックを混ぜ、アンティーク感を出してあります。ゴールドと言っても、色々あり、これはやや真鍮のような趣きなので、こんな具合に塗ってみました。

近年は、クリスタルガラスだけでなく、スモーキーなガラスも描くようになりました。しかし、花を引き立たせるほどに洒落たものは数少なく、スモークガラスのコレクションは、今現在は3つぐらいしかありません。

お値段とサイズなどの詳細は、こちらです。

https://ayakotsuge.shopselect.net/items/34104939

続きは、また、明日・・・