Essay

宮崎の強い夏の光と、家族のフェリー旅

2026.06.14

先日、アトリエにみずみずしくて、甘い香りが部屋いっぱいに広がる素敵なお土産が届きました。
母と姉が、飛行機&フェリーに乗って宮崎へと旅をしてきたそのお土産、真っ赤に熟れたマンゴーです。実は、私は東京・三省堂書店神保町本店様での大規模な店頭ジャック展示(いよいよ明日15日からスタートいたします!)の締め切りに追われており、今回はアトリエに缶詰め状態。一緒に行くことができなかったのです。「私は行けなかったけれど……(笑)」そんなちょっぴりもどかしい気持ちをすべて絵の具のエネルギーに変えて、アトリエの机の上で、宮崎の強い夏の太陽を浴びたマンゴーを一気に描き始めました。

水彩画でこうした夏の果物を描くとき、一番大切なのは「上手く描こう」として絵の具を塗りすぎないこと。画面の中に、あえて何も塗らない真っ白な紙の余白(ハイライト)を残しておく。その引き算こそが、本物の夏の強い光を画面に生み出してくれるのです。

この後は、包丁を入れてカットした、あの鮮やかな「黄色の果肉」のパートへと筆を進めていきます。 私の絵がなぜかつて講談社の編集者様たちを一瞬で虜にしたり、【真面目に描かないでくれ。勉強なんかしなくていいんだ。君のそのままの絵が欲しいんだ。】と大爆笑の逆オーダーをされてしまったのか、 そこには、私の絵がなぜかつて講談社の編集者様たちを一瞬で虜にしたり、その秘密に繋がる「ある魔法」を仕込んであります(笑)学ぶべきことは、ただ絵を上手に描くことじゃない。

人生の完璧主義という名の美しいブレーキを外して、あなただけの光の捉え方を体感すること。数年ぶりに大復活する【東京・名古屋の限定水彩サロン(3回継続マスタークラス)】の白い薔薇のレッスンでは、私のすぐ隣で筆の動きを見ながら、こうした果物を美味しく魅せる光の捉え方を、贅沢なデザートセットとともにのほほんと楽しく学びましょう

ネットの画面だけでは迷っていた皆様も、明日6月15日からは本の聖地・三省堂書店神保町本店の入り口50インチ大画面や特大パネルにて、私の155gの特注アート傘の実物を、ご自身の高貴な手元で実際に「手に取って」お確かめいただけます。大企業のプロのスタッフ様たちが、私の代わりに店頭で手厚くおもてなしをして待ってくださっています。秋の丸の内、そして10月のジェイアール名古屋タカシマヤ個展へと続くこの美しい初夏のランウェイを、信頼する皆様と一緒に歩めることを、心から楽しみにしております


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