5月名古屋水彩サロン フリンジタッセルとテキスタイル
2021.05.18名古屋は再び緊急事態宣言が発令され、水彩サロンは、4人での開催となりました。
今月の課題は、エンジェルスラブという薄ピンクのバラとダルトンのガラス花瓶を用意しました。
黒のトレーと、花柄のテキスタイルを自由に組み合わせて頂き、描いて頂きました。一人ひとつのモチーフというレッスンは、他にないようなので、あまり聞いたことがない変わったレッスンに見えるかもしれません。
しかし、これは、私の過去のしくじりから発想を得て、自分独自のスタイルのレッスンを構築しているのです。
モチーフが3つ以上になった時のモチーフの構成レッスンは、案外とないのではと思います。
レッスン開始直後、何か足りないと感じ、カーテンのフリンジタッセルを取って黒いトレーに乗せてみたところ、なかなかいい感じです。
冒頭の30分ぐらいは、生徒はあれこれモチーフを自分で組んでみるという時間になります。あらかじめ置かれたものを、ぐるりと周りを囲んで描くのがポピュラーだと思いますが・・・。
そして、たいがいは、どこに座るのか席取り合戦になりますね。
ひとりひとつのモチーフというスタイルは、昨年、新宿の某文化教室でかなり異例なこととして珍しがられました。しかし、コロナ禍となり、そのレッスンは実現しませんでした。
昨年、いくつかの文化教室で頓挫したレッスンは複数あり、そのため、いまだに謎なレッスンとなっていると思うのです。
私の水彩サロンは、大勢で囲んで描くスタイルではない、ですし、
そして、モチーフを一部持って帰れるというのも特徴になっています。
しかし、デメリットもあります。
持って帰れるということは、時間内に仕上げないという習慣ができてしまうこともあるからです。
さて、レッスンは7時間という超ロングレッスンで、どっぷり水彩を学べます。
そして、その時間内に、必要に応じて、水彩デモをしたり、サンプルを描いて、プロセスを見せたりします。
今回は、金の絵の具を使わないで、ゴールドを描くテクニックについてレクチャーしました。また、細かい絵柄の入ったテキスタイルを、さらっと描く方法などもレクチャーしました。そして、フリンジタッセルの表現方法など・・・
いつも、あらかじめテキストを用意しているわけではなく、必要に応じて、その場で、即興で描いて見せています。
こんな感じです。
時折、生徒は私の即興で描いた絵を見て、拍子抜けしてしまうことがあります。
(絵なんて、そう真面目に描くと単につまらない絵になってしまう。)
これは、これまで、過去、様々な絵を依頼してくださったクライアントの要望を聞いて本当に感じてきたことです。
真面目に描いてしまうことがいかにリスキーか・・・・
このおかしな話は、実践で学んだ大事なことなのです。
見る人に、「心地よさ」をいかに届けられるか、が一番大事だったりします。
それでいいんだ、と衝撃を受けても
真面目な方は、なかなか腹に落ちないかもしれませんね。
さて、癒されること、心地よいことを一番に考えるレッスンと言う意味で、「水彩サロン」と名付けました。
きちんと水彩の基礎、ベースを学ぶことを大事にしながら
人と心地よく繋がること
そして、心地よい香りに包まれること
そして、優しい音楽を聴いて心地よくなること
そして、やっぱり美しい花に癒されること
など、プラスアルファを実はとても大事にしているレッスンです。
人は、心地よい時間を共有することで、きっと未来が変わると思っています。
そして、知らず知らずのうちに、絵が上達してく生徒たちを見るのは、とても楽しみなのです。
ゆっくり急がず、学びに来て欲しいですね。
AYAKO TSUGE STUDIOは、名古屋の中川区にあります。
東山線地下鉄高畑から、市バスで15分ぐらいかかり、決して便利とは言えないところにあります。(マイカーがおススメ)
しかし、最高に心地よい空間を用意して、お待ちしています。
ウィルスを捕集するダイソン空気清浄機を2台は稼働させ、電磁波対策もしています。
コロナウィルスを死滅させると証明された「あおもり藍除菌スプレー」をあちこち吹き付けています。
トイレは、ペーパータオルを置いて、タオルを共有しないようにしています。
ということで、AYAKO TSUGE STUDIOへの訪問は予約制です。
レッスン日以外でも、ご都合の良い時に、予約して訪問できます。
ギャラリー室を兼ね備えて、いつでも、私の絵の新作を見ることができます。
次回のレッスンは、6月21日(月)10:30~です。
6月22日(火)も、希望があれば、開講致します。
テーマは、さくらんぼとガラスの器の予定です。
お問い合わせ、相談、お申し込みは TEL052-854-6063まで