海外オンラインアートマーケットその後
2024.01.202024年、最初のエッセイとなります。
次々と新しいオファーがあり、色々と重要な雑用に追われていました。
いくつかの新しいプロジェクトにトライ中です。
大変遅れましたが、本年もよろしくお願い致します!
さて、昨年12月に、SINGULARTに新作を登録してから、アクセスの数字が全く変わらず、とてもがっかりしていました。
SINGULARTの作家担当の方より、「新作をありがとう。あなたの努力は新規フォロワーを●●名獲得し、努力は報われましたよ」とエールが来たものの、
まったく数字が伸びているように見えず、ああ、ダメなのかと思っていました。
しかし、一日1回はダッシュボードを開ける癖をつけようと思い、東京から帰った翌日の今日、再びダッシュボード開けました。
すると、「青いレモン」がいきなり私の絵の中で、トップアクセスに上がっていて、
過去作のアクセスを大きく引き離していたので、びっくり仰天しました。
ウィッシュリストも1個ついていて、嬉しかったのです。
自分の新しい確信の絵が、注目してもらえることは、とても嬉しいですね。
最初、売り上げを、0→1にするのは、実際とてもしんどいです。
心が折れそうになります。
過去に、値段交渉が突然英語で始まって、びっくり仰天したこともありました。
英語恐怖症の私にとって、英語での交渉など、できるわけがないのです。
書いてある値段で買ってくれることを祈っているのですが、プライス通りに買うことが当たり前になっている日本の百貨店とは違い、オンラインというのはどうやら値段交渉ということが行われるのです。
決済する前に、交渉に入るらしい、ということがわかっていから、外国のコレクター、怖い・・、と恐怖になりました。
以前、交渉が決裂したと勘違いされて、突然チャットが終了したことがありました。
まるで、オークションのようです。
購入を諦めてしまったらしいので、突然交渉が終わったのです。
(しかし、その後、その絵は、日本のコレクターが買ってくれましたが・・。さすが)
「なんじゃこれ、真夜中の悪夢やん」
日本時間の夜中の3時に英語で高額の値段交渉は、かなりヘビーです。
交渉が決裂し、数十万円の金額が、吹っ飛ぶ瞬間は、地獄です。
日本でのデビューの時も、最初は試練でしたが、
「売れるとは次元の違うこと」と額屋の社長さんが言ってくださったことがあり、その次元の違うことを、世界へ向けてやってみようというのが、このチャレンジではありますが。
しかしながら、SINGULARTのスタッフが、必ず売れ出すことを信じていてくれることや
そして、売れ出すまでのタイムラグについて、よく理解している経験豊富なスタッフのお陰で、自分の作風をじっくり確立していくのを焦ることなく、やれるのかなと考えています。
1か月に3作品・・・。やってみよう・・・
それで、一流の画廊というのは、作家にプレッシャーを絶対にかけないものなのです。
「売るのは私たちの仕事」
売れなかったら、「私たちの力が足りませんでした。」と言ってくれるのです。
売れるまで、忍耐強く励ましながら育ててくれるのです。
小さい絵はいらない、とパリのスタッフから最初に言われて
つまり、大きい絵で、それなりに高い金額で売れ出すのは、
簡単ではないと思うのです。
しかし、不可能ではない、ということもなんとなくわかっていて、
そのチャレンジを、今年は第一の目標としました。
新年、その儀式だけはやりました。
これを読んでくださっているあなたが、
もし、私のファンであると思ってくださるのなら、是非、アーチストフォローをお願いします。
そして、一緒に、世界デビューの醍醐味を味わって頂けたらなと思っています。
日本からの応援は、パリのスタッフもよく知っていて、それは、日本からのフォロワー数は、絶大なる評価に繋がっています。
現在、ファン登録のトップは日本です。
ここ数年で、健康でいることの大事さも身に染みて感じました。
必ず乗り越えて、アート市場に今までとは違う形ではありますが、返り咲きたいと考えています。
世界のアートマーケットへの挑戦を、是非、応援してください。
以下、アーチストフォローがまだの方は、是非、よろしくお願いします。
TRiCERA 柘植彩子のページhttps://www.tricera.net/ja/artist/painters/8101719
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