NHK文化センター名古屋教室「柘植彩子の水彩画特別講習」

7月と8月は、名古屋と東京で、特別単発レッスンがあります。
まず、名古屋ですが、NHK文化センター名古屋教室にて、7月29日(日)午前10時から4時に、「透明水彩で蘭と英字新聞を描く」レッスンがあります。
夏ということで、花は、蘭を用意して頂く予定です。
参考作品「薔薇と英字新聞」は、水彩ジャーナル6月号の表紙にもなっていますので、是非、ご覧ください。サイズは、F4です。

柘植彩子水彩ジャーナル 6月号

英字新聞というのは、大きい英文字を水彩で正確に描くテクニックと、それから、細かい小さな文字をどう簡略化するかが、問題ですね。
また、新聞に載った写真も、どんな風に水彩で表現するか・・・も、独特のテクニックがいります。
花瓶の下に何を敷くか・・・
東京での水彩ワークショップで、昨年1度だけこのレッスンをしました。
まあ、特殊なレッスンですが、今回、NHKさんとの数度の打ち合わせの結果、かなりの特殊性が気に入られ、単発レッスンが実現することになりました。
事の発端は、花宴さんが、いつも英字新聞を包み紙に持ってきてくれたことから、この絵が生まれ、レッスンも考案しました。
さて、レッスン会場では、まず、英字新聞を、一人一枚ずつ、生徒に手渡されます。
それから、蘭を、一人1輪ずつ手渡されます。
水のキャップがついているので、そのまま新聞紙の上に置けますし、
あるいは、こんな小さな一輪挿しを持参しても素敵です。
英字新聞を畳んでみて、どこの部分を花とあわせて描くか・・・、まず、決めましょう。
素敵な絵になりそう、と思えるページを、表に・・・
単に、置かれたものを描くのではなく、
自分で、どう構成するか考えるのも、絵づくりには、とても重要なトレーニングです。
新聞紙のどこの部分を描くかで、ほぼ、絵の雰囲気が決まります。
私の水彩レッスンでは、ここのセンスを磨くことに重点を置いてます。
なので、単に、置いたものを描くという授業は、逆に少ないのです。
なぜなら、モノを配置する構成力は、普段の生活でもとても役に立つし、日々、生活スタイルに、美をもたらすことができるので。
また、写真を撮るときも、このセンスは活用できます。
また、花のアレンジメントとかにも、応用できます。
なので、絵は、特別な人のもの、というより、
絵を通して、センスを磨いて、損はないものだと思っています。
今回のレッスンは、大きい英文字を正確に描くコツを伝授します。
また、小さい文字の簡略化して描くコツなども伝授します。
文字を描くことは特殊な技術のように思っている場合があります。
確かにそういう面はあります。
デザインの経験がある方のほうが有利とも言えますが、
最近は、アナログで文字を描くデザイナーも減ったので、そこはどうでしょうか・・・。
それで、いまだにアナログで描く画家のほうが、文字も描けるかもしれません。
デザインと絵画の境目は、実は曖昧です。
つまり、どこまでも手書きする画家が現代は有利なのかどうかわかりませんが、いかにかっこよく、新聞紙を表現するかというレッスンになります。
水彩ジャーナルChambre de Ayako tsuge6号に掲載した「Roses Roses」にも、文字について、記述してみました。
美しい文字は、絵を引き立たせることができ、また、一定の緊張感も持たせられると思います。
「ああ、そうか、文字なら書けそう」と思う方も参加しやすいですし、ね。
そして、このレッスンには、ある仕掛けがあります。
絵が描けるようになる、仕掛けが仕込んであります。
あとは、紙の質感の表現ですね・・・。
新聞紙独特の紙の薄さや、皺の表現
これが、やや大変なので、花は、今回、蘭1輪とします。あるいは、2輪まで。
花と文字とのコンビネーションという面白い課題に、是非、チャレンジしてみてください。
蘭は、なるべく模様のないものを、と「花宴」さんにお願いしています。
パリスタイルの花宴さんは、包み紙もとてもお洒落で、そして、生徒が持って帰る新聞紙もいつも英字新聞というこだわりです。
それで、レッスン中、文字が、ガラス花瓶の中で、大きく拡大されたり、屈曲したりする様を見て、ああ、美しいなあと思って描いたのが「薔薇と英字新聞」です。その夜、ホテルに戻って、絵を仕上げてしまったのですが・・・。
ホテルでも絵を描いている事実について、
時々、驚かれるけれど・・・・
今回、7月末のレッスン日程になったため、薔薇ではなく、蘭にしました。
花瓶は、特にないですが、小さいものがあれば、持ってきてもいいでしょう。
5時までのレッスンが、かなりしんどい方も見えるため、お手軽な4時までとしました。
日曜日ですので、是非、男性もいらしてください。
蘭は、ゴージャスな夏の課題です。
また、英字新聞というひとつのテーマに絞り、ピンポイントで、響く方に来ていただきたいなと思っています。
水彩ボードをあらかじめ用意してほしい方は、NHK文化教室に予約してください。水張りが面倒な方は、是非!
申し込みは、電話か、ネット申し込みでお願いします。
TEL052-952-7330

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