アンフォルメル・ラブハート

今日、名古屋タカシマヤ店舗から写真を送って頂けたのは、「アンフォルメル・ラブハート」という抽象画の作品です。

 

このフレームは美しいブルーで、現代的でスタイリッシュです。

ラーソン・ジュールの額縁だったと思います。

この紙を、私が裂いたと思っている方が多いのですが、実は、耳付きの漉いた紙です。

確か名古屋の「紙の温度」で大量に購入した1枚です。

この絵は、名古屋のギャラりー、ホワイトキューブで開催したアンフォルメルラブハート展でデモンストレーションとして描いた絵の1点です。

2回開催し、2回目は噂で驚くほど人がやってきてしまい、後ろまでびっしり人があふれてしまいました。そして、シーンとした会場で、ひたすらこのアンフォルメルラブハートを描き続けるというパフォーマンスをしました。

40分ほどだったと思いますが・・・。

この絵は、一番自分で気に入っていて、今回やっと額装して出すことができました。

ブルーと銀の輝くような美しいフレームに、背景もブルーにしてもらい、そこにこの白い耳付き水彩紙を「浮かし」という技法で、額装をしてもらいました。

つまり、この作品は、フレームの中で、宙に浮いているのです。

アンフォルメルとは、フランスの美術運動の名前で詳細はこちらを読んでください。

https://artscape.jp/artword/index.php/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%ab%e3%83%a1%e3%83%ab

アンフォルメルとラブハートを繋げて、私が作った造語です。

フランスのアンフォルメル運動については、父が私の個展について書評を書いてくれたことがあり、父のおかげで自分が生み出した作品の意味がわかったのです。

人が健康でいるには、体の健康と、それから心(メンタル)の健康の2つが必要だという思想を持っていて、その思想を表す作品でもあります。

そして、心はひとそれぞれ違っていて、その違っていることを大事にして互いに認め合うことがとても大事だから、それぞれのハートの色や形は、様々になっています。

ちょっと欠けていたり、消えかかっていたりしていても、それも美しいハートだという概念です。

その他のアンフォルメルラブハートの作品は、こちらで見られます。

音量に注意して再生してください。

この動画の作品の多くは、B2サイズで、とても大きいものです。

このハートの絵は、医療関係者の間で売れ始め、名古屋のアガティというギャラリーからオファーがあり、トロントのアートフェアにも出品されました。

現在も、名古屋でのみ、売れている作品です。

名古屋は、元々コンテンポラリーアートのメッカだったので、

そのコンテンポラリーのメッカであった時代をこの絵で再び、という期待も大きくなった作品です。

そういった名古屋の土壌が反映したのか、今現在は、名古屋だけで密かに売れてきた絵です。

 

昔、私が無名時代、サブリエ・ド・ヴェりエという砂時計のギャラリーで初めて個展をしていたときに、

絵が1点も売れず、とても暇だったので、遊び半分で、この絵をギャラリー内で描き始めました。そして、たくさんテーブルの上に並べてみたところ、多くの人が足を止めるようになり、ある人は、このハートの絵の前で、動かなくなってしまいました。

その様子を見て、ああ、人はある特定の色に反応して、そして、そこから離れられなくなるらしいということがわかりました。

色には、意味があったのです。

そして、人により、反応する色が違うようです。

ある人は、レッド、またはピンク、ある人は、ブルーに反応します。

そして、抱きかかえて、家に持って帰りたくなるようなのです。

そんなことで、他の絵は売れないのに、ハートの絵が先に売れ始めたのです。

このハートに引き寄せられた瞬間、虜になり、自分のハートだと思うようです。

自宅に飾って、ようやく、心が落ち着き、人生を前向きに生きていけるのかもしれません。

なので、私が密かに、続けているアートワークなのです。

画家として活動しはじめた初期のころは、以下の3つのテーマで制作をしていました。

「はたけからのメッセージ」

「森からのメッセージ」

「アンフォルメル・ラブハート」

この3本柱が正常に地球上にあって初めて人は健康でいられるという意味で3つのテーマがあるのです。

そして、このハートの絵は、浸透するのに最も時間がかかると予言されてきた3つめの大事な大事なテーマの絵です。

ホワイトキューブで作品展をしたときは、ある有名な建築デザイナーさんに

「花の絵は、柘植彩子の世界観へ導入するための絵でしかない。このアンフォルメルラブハートこそ、柘植彩子の作品そのものである。」という評価を頂きました。

そう、私にとって、花の絵は、序章でしかないのかもしれません。

本当に見せたい、あるいは伝えなければならないのは、アンフォルメルラブハートなのかもしれません。

しかし、その道は険しいし時間がかかる、と予言されていました。

海外のアートフェアにも出品されたり、時々次元上昇する絵ではあります。

また、スピリチュアルな引き寄せの本の表紙に使われたりもしました。

名古屋タカシマヤ店舗では、過去の作品展で、大きいハートの絵も含め数点売れ始めています。

それは、名古屋だけの現象なのか、よくわかりません。

今回出品したアンフォルメル・ラブハートは、「赤とブルー」の2色だけのシンプルな絵です。

ひとつの曖昧なハートの中で色が泳いでいます。水彩画とは、水が色を運ぶわけですが、色が水の中で広がって、やがて水彩紙に吸い込まれて乾燥して定着するまでの時間があり、イメージどおりに仕上がるように、職人技で、2色の絵の具を落とし続けます。(ドロッピング技法)絵の具を落とすという作業以外には何もしない絵なのです。

それは、「何もしない日」に近い概念かもしれません。

大人は、「なにかしないといられない」と思ってしまいがちで

この「何もしない日」という最も贅沢な時間を共有していただくのが、

アンフォルメル・ラブハートのデモンストレーションです。

また、いつかやりたいと思いつつ、数年がたってしまいまいた。

リクエストがあれば、出向きたいと思っています。

水彩画に必要なのは、「水」「風」「重力」の3つだけなのです。

今日3月14日は、サイン会の予定の日でした。

中止となり私は会場にいませんが、私の分身たちに会って頂ければとても嬉しく思います。

 

名古屋タカシマヤ店舗直通電話TEL052-566-8473

 

 

 

 

 

 

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