「シャルドネ」 絹絵作品

 

今日の1枚が、名古屋タカシマヤ店舗から届きました。

絹絵「シャルドネ」

この絵は、水彩画ではなく、「絹絵」と言って、絹本(ケンポン)に、水干絵具(スイヒエノグ)で描いてあります。

水干絵の具とは、下の写真のような感じです。別名泥絵の具とも言います。

下の写真は、生前祖父が使っていたものですが、これの3倍ぐらいの水干絵の具を私が現在所有しています。

木の枠に、絹を張り付け、表と裏の両方から描くのが絹絵です。

裏描きと言って、裏からも手を入れて奥行きを出したりする技法もあります。

水干絵の具とは、日本画の顔彩の下地として使うのが今は主流になっています。

最近の凹凸が激しい日本画になるまえの消えゆく希少な技法です。

昔は、和紙(麻紙)ではなく、絹に絵を描いていました。

フラットで、凹凸を作らないで描くのが主流でした。

そんな日本の古い技法使って描いたシャルドネの絵です。

元絵となっている水彩画は、すでに売約となっています。

墨の味わいを大事にし、色はグリーンだけというシックな絵です。

裏から胡粉を刷毛で塗って乾かし、そこに表描きをしていくのですが、

昔は百叩きと言って、胡粉を膠で溶いて、団子にし、それを百回ほど臼にたたきつけて

白い絵の具を作っていました。

葉の部分は墨だけで描いてあります。

水彩画と似ている技法は多々あり、たらしこみやぼかしをふんだんに使って描いています。

背景には、スパッタリングも使ってあります。

仕上がりまで、水彩画とは比べ物にならないほどたくさんの工程があり、数か月かかって仕上げているため、大変手が込んでいる希少な作品です。

これもやはり、微妙な色合いは、写真には映らないため、是非実物を見てほしい1点です。

ワイン好きの方にも、お勧めの1点です。

名古屋タカシマヤ店舗直通電話TEL052-566-8473

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